1. ホーム
  2. 教員紹介
  3. 蕎麦谷 茂

教員紹介 Faculty Staff

特任教授

蕎麦谷 茂 SOBATANI Shigeru

研究分野
日本研究C(ビジネス)
アメリカ研究C(ビジネス)
ヒューマンリソース・
マネジメント
経営組織論
プロフィール
1983.12~1988.3
 トヨタテクニカルセンターUSA
1999.5~2004.12
 トヨタカナダ
2009.4~2014.3
 愛知産業大学経営学部
2014.4~現在
 本学現代国際学部

教員自己紹介

トヨタ自動車では経理を中心に海外事業や広報といった業務を経験しました。またその子会社や関連会社の経営にも携わりました。2009年にビジネスからアカデミックな世界へ移り、2014年までは愛知産業大学経営学部で教鞭をとっていました。トヨタ自動車の時代には米国ロサンゼルスとカナダのトロントで通算10年の海外勤務を経験。そこでの仕事は主に経理、人事、広報、法規、総務等をカバーしました。
学生時代は大学紛争の真只中。世間知らずの学生たちに手を焼く先生方を見て「大学教授などなるものではない」と考えました。それがどうしたことか、今では嬉々として大学の教壇に立っている…自分がいかに「世間知らず」だったことか。それにつけても、人の運命って不思議だなと思っています。

抱負

青春とは若草の上でツルゲーネフを読むことだと思っていました。出会いがあり、思想を熱く語り、美や音への感覚を研ぎ澄まし…。そしてそれが永遠に続くような錯覚。しかし、時間は冷酷にも堆積することなく、海辺の砂のように絶え間なく指の間から漏れて消え去っていきます。Life is very short and time is running out.もはや1秒たりとも無駄に過ごしたくないと思っています。一会一期とは茶会の言葉で、生涯に1度限りの出会いと思い、精一杯ことにあたることですが、そのような毎日を若い人々と送っていきたいと考えています。

学生に対して期待していること

賑かに また 悲哀の調子を帯びて わが手風琴は鳴ってゐた
華かに けれど 窓外は真暗く どことも知れぬ野を わが汽車は走ってゐた  
あれが青春といふものだつたか あれが青春といふものだつたか    (手風琴と汽車 丸山薫詩集「花の芯」)

こんな時代がまたあると考えてはいけません。美しさと気力とエネルギーに満ちた、光り輝く時を惜しみ、さまざまなことに挑戦してください。やらないで後悔するよりは、やって後悔したほうがいいと思います。失敗したり傷ついたりしても、ひょっとしたらそれが肥やしになるかもしれません。単に仮定法過去や過去完了で済ますのはやめましょう。現在進行形の自分を見つめ、常に新しい物語が始まる予感を胸に未知の野を走っていってくれることを期待しています。

入学してから卒業までに目指してほしいこと

「働く」ということは問題を解決するということと同じです。マニュアル通り「動く」のであれば、機械やロボットで十分です。実社会では予期せぬ様々な問題に遭遇していくわけですが、そこで大切なことは問題の本質を考え、対策を立案、実行していくことです。
学生のみなさんには、そうした能力を養ってもらいたいと思いますが、中でも「本質を考える力」は大切です。例えば給料はなにを基準に支払われるべきかという問題は、少なくともアリストテレスの「配分的正義」あたりまで遡って考える必要があります。年齢、努力、家庭の事情、能力、仕事の価値…どれを基準に分配するのがフェア(正義)なのか。日本と欧米では考え方が異なります。
実践とは考える力により問題の本質を把握し、文化や習慣、制度といった現実を踏まえて全体で最適となるような解を導き出すプロセスです。「悩むな 考えろ!」は池田晶子さんの言葉ですが、大学時代に身につけてほしいのは、まさに様々な問題に柔軟かつしたたかに対処できる「考える力」です。



教員一覧

  • お知らせ
  • 動画一覧
  • 最新ニュース